#report

何もない人間がホンモノとのボーダーラインを探す記録。

117位

#CXNATS2020JP

 

思えば人生で初めて見た全日本は飯山だった。

光さん、悠さん、幸平さんの3人パックが崩れる瞬間の、悲鳴に近いようなため息を、キャンバーの上から聞いたのはまだ覚えてる。どれだけの期待をいつも背負って光さんは走ってるんだろうか。悠さんは跳ね除けてんだろうか。幸平さんは背負い続けてるんだろうか。その時コースを描いたテープが上山田を支えている訳なのです

 

今季のレースの結果を見れば当然で、僕は出れもしなかったわけだ。でも今日ここに居なければすごい後悔するような気がして結局観に向かうのであった

 

虫の知らせはやっぱ間違い無くて、去年まで一緒にやってきた来人の優勝を、ショウミもカテゴリ上がって立派に4位。今年から信大の後輩になった某小林ちゃんも良い走りと、見たかったものが見れた。

それと同じかそれ以上に見たくなかったものを見てしまった気もするが。

 

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僕は今年117位だった。届く範囲にあった。僕はあと何回出たいレースを外から眺めることになるのか。僕の追求できるホンモノとの差はここまでなんだろうか

 

もう全日本CXの観戦は二度とすることがないだろうな。最後が飯山で、よかった

今日この日の悔しさを忘れない、なんてことはなく。きっとすぐに忘れるんだろうな。もっと悔しい記憶で上書きするのか、自転車からは離れ、2度と思い出さない記憶になるのだろうか。

 

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かわいい同期とカッコ良い同期

2021年の目標は、当事者であることと、この甘ったるい文章からの脱却にします。