#report

何もない人間がホンモノとのボーダーラインを探す記録。

辛酸

CyclocrossMeeting 上山田

Category:C2
Result:2位/12riders
Condition: ドライ 軽めの砂が浮きスリッピー。ただ、重い区間が間に有り、パワーが必要

機材:Tonic FAB 
タイヤ:Typhoon(Tu) F.R:1.8bar  GRIFO(WO) F.R: 2.0bar


今回のレース、たとえどんなにカッコ悪いレースをしても寺尾に勝ちたかった。それは突き放されてしまった学連での結果に対する悔しさもそうだし、インカレトラック&ロードでの熱い走りを見せてもらって、それを僕からも見せてやりたいという思いもあった。
てか、何よりシクロクロスだけでも僕が部で1番速くありたいって所もあった。 
"レースの中のレース"を下らないと思う人も居ると思うけど、僕はチームの形として「こいつにだけは負けたくない」って形もありだと思う。







以下本文です。

今期の調子の良さから #てらおたおす とC1昇格を目指したレース。中心となる相手はスワコ&明生である佐藤くん、C2で常に上位にいる岡田さん、何より寺尾。
全日本チャンプの今井さんも同時出走で、人数こそ少なくとも熱いレースである。


シクロスフィアがメンテ中でパワーログが無いのだが、
先頭の佐藤くんとの差は、1周目は僕が先行し、 2周目から12s→18s→14s→22s→28s→15sと完全な負け


レースのスタートは後方から、ホールショットは飯田さん→寺尾→ぼく
飯田さんを抜いて、1周目は寺尾が先頭を走るレース展開

しかし寺尾が調子が悪いようで下らないスリップとミスを連発。せっかく佐藤くんを後ろに追いやって展開してるのに辞めてくれって感じ。(→その後スロパンが発覚。寺尾があんな所でコケるはずない、と思う僕からしたら安心と残念な気持ち)



2周目に入り寺尾今井さん飯田さんぼく佐藤くんのレース展開に。
今井さんが先頭を走るセクションで、佐藤くんに発射される。反応出来なかった。すぐさま追うけど、焦って曲がるコーナーは下手だ。
ここで差をつけられたが、寺尾が追いついてきて引いてくれる。でも思ったよりペースが上がらず、離されてしまう。

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寺尾と僕の差。僕はキャンバーを登り終えた後に曲がる動作に入るようにした。




この後のシケインで、まっすーから「協力して!!」と声が
後ろをむき僕を待つ寺尾、静かに頷く僕、訪れる静寂。
そして僕は協力すること無く踏み抜いて行く。喘ぐ寺尾を他所に一人で前に。(ごめんね)


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そこからは独走体制に。
ピット前で呼んでもらっていたタイムでは常に17-18sと差が変わっていない様に思えただろうが、ロングストレート間では確実に詰めていけていた。
そしてピット前で呼んでもらったタイムが12sまで縮んで、佐藤くんの背中を捉えたと思った時、
コース上に車が。へ????? と思ったけど必死に声出して佐藤くんに伝える。後ろにも手を振り回してなんとかアピール。
土手から降りる最悪のタイミングで車とブッキング。車は待ってくれたが控えめに言ってお前は神対応ではない。



そこで着いた差が負けた原因、ではないけどかなり萎えた。最終周に入る前に佐藤くんの辛そうな顔がチラ見えして、やる気を取り戻してもがくも、時既にお寿司。



2位でした。 #てらおたおした 

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最近のマイブーム 表彰台セルフィーです。
外から見ると楽しそうで良き。
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最後になってしまいましたが、ご参加された選手の皆さん、冨樫さんを始めた審判の皆様、シケインを貸してくだる澤田さん、何より堀江と庄田さんを中心とした部員の皆さん ありがとうございました