#report

何もない人間がホンモノとのボーダーラインを探す記録。

分不相応

シクロクロスミーティング 飯山

Category:C2
Result:6位/16riders(+5‘22)
Condition: 全日本コースと同じ
前日夜の雨でドロ(試走時がピーク)
ゴールライン後のキャンバーキャンバー折り返し、山の裏がずるずる
最初のキャンバーは単独なら乗れる、折り返しは諦めてケンケン、山の裏の区間はコースの山側はなんとか乗れるのでそれで行く


機材:BOMA 
タイヤTyphoon(Tu)F.1.6bar R.1.7bar
サブ機材:来人の代輪を最悪借りる感じで
Photo by 武居さん、斎藤さん

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珍しくサングラスを外した、この写真が全てを物語ってる。

レースは一周目の舗装路の終わりでたくみに離されて、
キャンバー折り返しでもたついて、小林くんに抜かれる。
そこから裏区間は大きなミスはなく、小さなロスでマスターズの選手たちにバシバシ抜かれていく。
そこからは田崎さんと近い位置、C2で3番、全体で5番ほどで1周目を終える。

2周目の折り返し後、飛び乗り時にチェーン落ち。続いて階段前にもう一度。確かその後の裏区間でも転んでチェーン落ちした気がする。C2くらいだとワンミスで信じられないくらい抜かれるもの。この時点で全体の10番手以降に。
そのあとは上げていく脚もなく、ずるずる離れるいっぽう

最後にはトップから5分、たくみから3分遅れでゴール

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一年積み上げたポイントで安定したホールショット。なお勢いはここまで

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思えば去年ここで勝って、その後1年間本当に調子良かったんだなって。
正直言って、ぼくは自分のことが強いんじゃないかって、C1いけるんじゃないかって本気で思えてた。その為に「C2では魅せるレース、圧勝すること」なんて考えてレース組んでた気がする

レース後武居さんに「今日“は”ダメでした」って言ったら、『今日“も”だろ』って即答されてしまった。正直むかつく。
ぼくは弱いし、記録にも記憶にも残れないカスゴミなんだけど、自転車に乗る許しが欲しい。
たくみや来人のように期待されて走る、1番が見えてるところで走る人は輝く場所にいる“から“出来ないこともあるよね。
そしてぼくは、それが出来ない。つまり別の価値を作っていかなきゃ存在しえない。



武居さんに言われて驕ってた自分が冷静になって、自分の走りで1年間積んできたもの無碍にして。
不安定で不格好なものしか積めない自分が嫌になるけど、まあしゃーないやり直しだ






ストーリーには、行間に生きる人間ってのが必要なものだと、ぼくは思うわけです。