#report

何もない人間がホンモノとのボーダーラインを探す記録。

変わらず/変われず/変わる

Maebashi cyclocross December

Category:C2
Result:7位/47riders
Condition: 砂→階段→ドロップオフ→芝→bmxコース→林間→フラット→林間→ホームストレート
スタート後の砂がいやらしい、、、 全体的に幅はあるが、抜きにくい印象
林間→フラット→林間が滑るセクションに砂利の浮くコーナーと、これまたいやらしい、、、

機材:Tonic FAB 
タイヤ:Typhoon(Tu)F.1.9bar R:1.85bar
Photo by tak poshino



今週末、世間は大“カンパ”で話題であり、関東でも積雪という話であった(自転車乗りは“カンパ”より“スラム”12sが話題、という定番のやつは言わない)関越がジャムる事を予想して実家帰省はなし、和田峠が凍る事を予想して前日発車中泊入りにした。

開門6時に着くと(当然暗い)スタッフもいるし、車もある。朝試走2時間、早朝のコースオープン、風が強い、カッコいいサイト運営、メーカーから渡辺先生までの多様なブース運営、風が強い。ホスピタリティ極まれりとはこの事か。初めてのシクロクロスにおすすめである(風が強い事以外)また、弱ペ女子とのデートにもおすすめである(風が 略
C2も出走は早いため試走もぼちぼち準備を並行する。案の定関越は死んでいた様でコースは空いてて快適であった。







さて、前橋シクロクロスといえば昨年はC2からの降格をほぼ確実にしたレース。スタートはミス、ドロップオフでは1min近くロスしたので経験はほぼゼロだ。ただ、スタートは今季の調子の良さを示す様に2列目先頭(右端)
スタートはよく分からず埋もれる。ドロップオフ後に意識していたShiGeT君の後ろについて発射に備える、が発車せずバリアでミスったので飛ばして前へ。意識し過ぎて出遅れたわ。
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二週目以降はほぼ単独で。1、2位が抜けていて、3〜7位はパックで展開。その三位パックになかなかなかなか追いつかずに単独走


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バリア→テーブルトップと続くレイアウトは、飛べるとかなりアドバンテージ。このレースでも、僕が降車した際にバニーホップで抜かれた。悔しい悔しいボクダサいカッコ悪い情けない悔しい飛びたい降りるのめんどい悔しい



林間はコンサバティブにクリアしたが、裏手のフラットコーナーが早くクリアできない。「一番踏めてる」のは僕なのに、一番速くクリアするのは僕ではない。砂利の浮くコーナーは、焦って、競って入ると足元が崩れていく。分かってはいても、「ホームストレートまでに捉えないと」と焦る僕は、崩れかけの小さな積み木の上にどんどんと、無理なコーナーを乗せていく。何度もブレイクして、ブレイクしたコーナーはさらに体が硬くなる。。。


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一方でこのドロップオフに関しては、昨年比で秀評価を出しても良い感じにまとめられた。清里に比べたら止まって見えるぜ


ただ、止まって見えるのは良い事だが、残念ながら僕の追い上げもここで止まってしまった。
3位パックから溢れた1人2人と抜いていったが、結局最後まで3位パックを抜き去り前を見ることはできず。意気消沈が伝わったのかサドルトラブルで1人抜き返されて7位終了。





前橋シクロクロスで去年と変わらずC2で走れた、一方で今季の調子の良さを持ってしても昇格して変われず。勝利できる強い選手に変わる。そう思ってもう少しやっていく。


さあ、JCXは終わった。“イチバン”を争うレースはこれで終わりか。
シンデレラで言うなら、12時のベルが鳴った所だろう。舞踏会は、終わりだ。では僕は?舞踏会の場に上がる事も無く、蚊帳の外で踊っていた僕は? 曲はまだ鳴り続けるようだ。あと2、3曲、惨めに、楽しく、苦しく、踊ろうじゃないか。