#report

何もない人間がホンモノとのボーダーラインを探す記録。

強者優先、は体制にも干渉しうるのか

長くなったので二部構成の予定

この一部は背景




立証員講習会に行ってきました。

この講習会が話題になった理由として

「資格制度にして今後は義務化するよっていう点」

しかも、持ってなかったらレース出さないよ、もう決めたから講習は受けてね って通知方法で




こと自転車レースにおいて「強者優先」という概念があり、レースで先頭を走る選手にバイクがつくし、車輪もつくと。先頭集団から離れた選手に対してのサポートは当然手薄になるよって

立哨制度はある種、ただ力が強いやつだけでなく「恵まれた体制の部に居る」という環境条件での強さも必要とされることの始まりになるかもな、と思います。




現状立哨資格が必要なレースは

TT/TTT

浮城行田クリテ(六大学クリテリウム

神宮クリテリウム の三レース


選手権大会も含まれ、格式は高めのレースが多い

少なくとも多くの大学でターゲットレースになる事も多い


供出条件は東京隣接大/それ以外で分けられることが多く、
神宮クリテは東京隣接大で2〜3選手に対して1人、4〜5で2人、6〜7で3人と厳しい条件。
それ以外の大学では4選手〜 で1人と現実的なラインかなという印象
浮城クリテではは各大学一人、六大学はそこに追加で2名供出 免除条件は大学所在地が本州以外であること
TT/TTTは一番厳しく、公認審判1+立哨1or立哨3人の供出が必要。本州以外の大学でも審判1or立哨2人。
ちなみに東京隣接大はここに加えてもう1人供出が必要である。
TTTはサポートも重要になるため、仮に小さな大学で強いやつを4人の部員揃えても、出ることが難しいことが分かる




調べてわかったけど、やはり日大や法政、中央大などの歴史ある強豪校は選手だけでなくて、サポートや立哨に十分人を回せるだけの体制があるな、って事とレースに出れない選手って少なくないんだなって思いました(トラック班が立哨するんだろうけど)



その中でぼくが課題に感じた点は4点

* 立哨員の罰則規定は?

罰金にすると、知識ある人が立たないといけない規定の意味がなくなる


*立哨員の責任の明確化

資格制にすることで責任が明確化する。今まであったような事故的なものに対して責任を負う必要は?


*今後の救済措置は検討されてるのか?

立哨講習者の事故、急用

そもそも居なければ出れないのか

TT前に講習会をやらないなら、TT出れない大学ができる


*そもそも勉強会用の資料まくとかじゃダメなのか

当日朝にミーティングする時間がたらないなら、既存のコミュニケでも出して事前学習できるようにすれば良いのでは?



課題4の答えにもなるが、法政大学のOBさん主導で、実技?も交えたきちんとした形の有料講習である事、
今後の資格化への流れも踏まえて、直接的な内容を外しつつ2部は書いていけたらと思います。