#report

何もない人間がホンモノとのボーダーラインを探す記録。

#cross is 楽しい


Category:C2
Result:6位/41riders
Condition: 国内レース唯一?な砂率の高さ。祖父江砂丘という天然記念物バンバンのところを走れる、というのは生物系を学ぶものととしては意識高くなります(なりません)
気温はこの時期にしてはかなり高め。砂感も細かく、ゾンビ坂は乗車は厳しい感じ

機材:Tonic FAB 
タイヤCHICANE(Tu)F.1.3bar R.1.4bar
サブ機材:Typhoon(Tu)F.1.6bar R:1.7bar 
Photo by KikzoPhoto、水野さん


このブログのタイトルはずっと決めていた。
たとえパンクして最下位でも、風邪ひいてDNSでも、このタイトルで書きたかった。
シーズン最後にして、ライバル神野とのバトル、昨シーズンも最終戦(CX東京)を撮ってもらった水野さんの写真、楽しくないわけない。楽しみにしないわけがない。FullSizeRender
好きな一枚の一つ。
ただ、終わったら終わったでなかなか書きたくないものですね。



以下レポート
WNPは国内でも屈指の‘砂’のコースであり、そこを攻略出来ることが勝負のキモ。仮に攻略できないのならば走るしかない。
今回はこのために導入したシケインで走る。朝試走は使い慣れない感じがあったが、非常に強い武器だと思う。軽い走り、確かなグリップと持ってないことがディスアドになるような感じ。
また、ポジションも変更。STIのツノはかなり立て、サドルの角度は前下がりにして体の動きを制限しないように変更



空気圧をできるだけ下げることを意識して、すると試走で考えるべきは一部ある林間である。低い空気圧のタイヤでうまく休めれば砂に体力を残せる。凹凸の激しく、僕は好きな区間だ(へただけど)



C1のレースで未来の立命生を応援しつつ、自分のレースへ。
最近は前に並ばせてもらう機会が多かったが、今回は4列目かな?
スタートは少し遅めに発車。WNPも「走りたいライン」のあるコースなのでタイミングずらせばコースは空く。
ほぼ乗車したので、1周目には最前列組を捉えていく。
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そこからは作戦通り、砂でパワーを使って林間は完全に休憩。砂がうまく乗れればもっと省エネできるのだろうが、無理なもんは無理だ。持てるだけの力を使ってやるしかない。


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さーて、問題はゾンビ坂かな。今日は砂が細かいのかC1選手含めて乗車率は低め
連なって、ノロノロと、頭を下げる姿はまさしく「ゾンビ🧟‍♂️」って感じだね。


一方の僕というと、担ぎランはC2くらいの人を相手にしたらかなり速い(と思う)
ゾンビ坂を駆け上がって行くと盛り上がる。その盛り上がりにも、水野さんや花道の方の煽りも受けて僕のスピードもグングン伸びて行く。


はてさて、予定にないところで頑張りすぎた。
「カケルチャンネルこのまま持つのー?」と水野さんに聞かれて「無理です!」と思う

ここからはレースを変更。先頭には追いつかない。それなら僕がやることは一つだけ。
ゾンビ坂が4回で本当に助かった、、、、



正直言ってゾンビ坂以降の記憶は薄い。多分吸い込んでる酸素濃度が薄かったんだと思う。そうであれ。
それでも「信州大!」と応援してくれる人がいて休めない。休みたい休めない。

ゾンビ坂で抜いて、それ以降で抜かれ、離されるというジリ貧生活をしながら、最後に1人刺されて6位ゴール。。。



それでも、終わった後は最高に笑顔。神野マン倒してやったぜ。
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結局、最後まで勝てなくてC2だったけど、僕にとってこれでも素晴らしすぎるくらいのシーズンだ。
C1は「見えた」。だからこのオフシーズンはギャップを一つずつ埋めて行く。全部一気には無理。急に強くなってC1勝つとかもない。というよりC1上がったらDNFとLap outでつまらなくなるだろうな。
そんな僕に「今が一番楽しいよ」とたくさんの人から声をかけてくれた。
それでも!ぼくは勝ちたい。挑戦したい。無理である事を自分の目で体で確かめたい!!

右手で指すのは「イチバン」、僕が憧れるイチバンを目指して。シーズンは〆たいと思います。


たくさんの応援と、思い出深い写真、手厚いサポートをありがとうございました!!!!

ESを書く予定の時間を随分消費しました 笑