#report

何もない人間がホンモノとのボーダーラインを探す記録。

恋文

CyclocrossMeeting 南信州

Category:C2
Result:2位/14riders
Condition: 小雨から晴れ間あり、芝、泥(台風らしい?)、砂
『イージーコース』から細かい動きのあるコースへ

機材:Tonic FAB 
タイヤ:Typhoon(Tu)F.R:1.8bar 


梅田で貰ってきたのか、疲労なのか、信太山から風邪っぽい。熱も出て研究室の忘年会を休んだりと、レースは微妙か? と思いながらなんとか回復させてレースへ。  
「先週熱出てて〜」と良い言い訳みっけーと思いながら試走、アップするとむしろ調子良いくらい。脚は軽いし心拍も楽に 休めたからかな?
「よっしゃ勝てるわ」なんて思いつつ、集中
FB_IMG_1545787932601
Newkit の腕の“#チャンネル”  FIDEAをリスペクトしてみたんだけど、要らないかも





コースコンディション的にはヌルヌルであまり好きじゃない。ホールショットからせいごさんとふたりに
ガれた登りの前の、左右に振られる区間は試走でコケたせいでなんか遅い(せーごさんにも「遅すぎ!」って言われた)


レースとしては3周目のキャンバーで滑り落ちて(何故か)(よそ見?)
せーごさんから離される。しかも気付かれて踏まれてかなりの差に。
格上の選手相手には先んじて攻めて行くことが重要なのに僕が後手に。ダメだー
FB_IMG_1545788000179
追う追う追う。WowWowWow
しかし詰めることは出来ても、背中が見える前に離されていく。
『あと3周』と聞いた時にガクっと、自分の中でも、せーごさんから見ても、岡田さんから見ても分かるように落ちてしまう。


そこからせーごさんが優勝。何故か周回が短くなって僕が2位。多分あと1周あったら岡田さんに負けてたと思うFB_IMG_1545788016730




せーごさんは、僕の憧れです。
1年生の時、JPTを走り、当時SRMとパワータップしかなかったパワーメーターを駆使した練習記録をし、飄々と笑い、フォームも走りも登りも下りもスムーズで、機材についても非常にプログレッシブで、そんな姿がほんとにカッコよかった
特に冬は、42tのシクロクロス車でロードに乗るぼくと一緒に練習して下さって、山麓線に毎週通ったから、僕はある程度走れる様になったと思う。

その年のせーごさんは、超難コンディションのSUGO全日本で、調子最高のカズ選手と争って6位でした(ちょっと妄想でぼくのなかのせーごさんが強くなってた模様)
シクロクロスを始める人が、WoutやMVPに憧れるのと同じ様に、ぼくはせーごさんに憧れてシクロクロスを始めたんだった。
0886
FB_IMG_1545787944222
叶う事なら、後ろでもっと走りを見たかったし、もっともっと前を走ってやりたかった。1年生の時には出来なかった「前に出る」ってことをやってやったんだ!
飯山では、早々にタイヤトラブルでレースにならなかった憧れの人と、やっとレース出来たんだ。

今回は僕のミスで逃したチャンスだったけど、僕が勝てば、C1で走れる様になれば、60分間をせーごさんの後ろで、前で 走りたい。叶えよう